こんにちは。
Largoの塩澤です。
今回はグラデーションカラーの施術について書きます。
よく、【外人風、外国人風カラー、グレージュ、】などのワードを聞くと思います。
これらの質感をつくるのには一度髪を明るくし日本人特有の赤みを消さないといけません。
元々赤みの少ない方や毛が細い方はブリーチをしなくてもできることもあるのでスタイルに合わせて相談されるといいと思います。
–
–
これは施術前の状態です。
前にグラデーションカラーをした履歴があり、その後染めた暖色系のカラーがまだ少し残っている状態です。
元々の状態が寒色系(アッシュ、マット)の場合はカラーチェンジしやすいですが、
暖色系(ピンク、レッド、オレンジ)の場合からの寒色にカラーチェンジは難しいです。
なので今回は一度ブリーチをします。
–
–
ハイライトもまぜながら毛先を明るくする作業です。
ハイライトとは細い束を明るくしてすじを入れることです。
これで赤みを消していきます。
この作業でできる色がきまります。明るくなればなるほどシルバーやグレーなどのカラーが出来ます。
そしてこの状態にカラーをして色を入れていきます。
–
–
これで完成です。
根本から毛先にかけて自然なグラデーションになっています。
一度色を明るくすることによって寒色系にすることができます。
入れる色によって雰囲気も変わるので季節やイベントに合わせてカラーの色味を変えてみるのもいいですね。
どんな色が自分に合うか、流行のカラー、オススメカラーなどわからないことがあれば気軽にスタッフに聞いてください。
–
–
仕上げにストレートアイロンで毛先を外はねにしてオイルをなじませたらスタイリングも完成です。
グラデーションカラーやハイライトは動きをだしたり柔らかく見せるためにとても重要な技術です。
しかし髪の毛で一番痛んでいる毛先に対してブリーチやハイトーンのカラーをしないといけないのでダメージはもちろんします。
なので担当スタイリストと髪の状態を確認したうえで施術することをおすすめします。
お家でのヘアーケアもとても大切です。
色持ちを良くするためにホームケアで何が必要なのかなど気になることがあれば何でもご相談して下さい。